建設業界の2024年問題で給与・日当は上がる?人手不足で業界はピンチ?株式会社新和の対策を公開

建設業界は、2024年問題として知られる大きな転換点に直面しています。これは、働き方改革関連法の全面的な適用が始まる年であり、業界全体に大きな影響を及ぼすことが予想されます。この法改正は、労働者の健康保護とワークライフバランスの改善を目的としており、建設業界における長時間労働の是正と労働環境の質の向上を促進するものです。



しかし、これにより、既存の労働体系や人件費の構造に変化が求められるため、企業にとっては大きな挑戦となります。この問題の重要性は、労働者の権利保護だけでなく、業界の持続可能な発展と国内経済への影響にも関わるため、多くの関心が寄せられています。



我々株式会社新和も当然ながら無関係ではありません。このような変化の波に積極的に対応し、社員一人ひとりの働きやすさを重視することで、業界のモデルとなるべく努力をしています。



今回は建設業界2024年問題と新和の採用に関する理念と試みを織り交ぜて発信致します。新和で実現できるキャリアについてもご紹介させていただきます。



まず前提として、建設業界の2024年問題のおさらいをしたいと思います。要点を3つにまとめてみるとこのようになります。



建設業界の2024年問題:3つの要点


1. 労働基準法の改正による長時間労働の制限


2024年の労働基準法改正により、建設業界での長時間労働が厳しく制限されます。これまでは残業が常態化していた現場でも、月45時間、年360時間を超える残業が禁止され、従業員の健康と働きやすさが重視されるようになります。この改正は従業員にとっては働きやすい環境の提供につながりますが、企業側は工期の調整や効率化が求められるため、対応策が急務です。


2. 人手不足の深刻化


建設業界では、熟練工の高齢化と若手労働者の不足が進行しています。特に、若年層の建設業界離れが顕著で、業界全体で労働力の確保が課題となっています。新たな人材を確保し、育成するためには、業界全体での魅力向上と働きやすい環境の整備が必要です。これには、労働条件の改善やキャリアパスの明確化、研修制度の充実が含まれます。


3. 大規模プロジェクトの増加による労働者需要の高まり


2025年の大阪万博や熊本の半導体工場建設など、大規模プロジェクトが相次いで予定されています。これにより、建設業界全体で労働者の需要が高まり、日当の上昇が見込まれています。企業は、優れた労働条件や福利厚生を提供し、労働者の確保に努める必要があります。特に、競争力のある待遇を提示することが求められ、企業間の競争も激化しています。


特に大阪万博、熊本の半導体工場では、2024年6月現在労働者に支払われる日当が暴騰しているとの情報もあります。ネットで検索できる限りのデータでは大阪万博は日当が18000円、熊本の半導体工場では25500円+ 10%の消費税を加算された報酬が支払われているとあります。


実際は元請けにはもっと多い金額が支払われている可能性もありますね。それくらいの報酬を支払ってまで人員を確保したいほど、現在の建設業界では労働者不足は深刻になっているということです。


これらの要点を踏まえ、建設業界は今後の課題に対応し、持続可能な成長を目指す必要があります。



今建設業界がアツい


建設業といえば昔から3Kという言葉で悪いイメージが定着していました。


3Kとは


きつい:肉体的にハードな作業が多いことを指します。建設現場では、重い資材を運んだり、高所での作業を行ったりすることが多く、体力を要する仕事が多いです。



汚い:建設現場は、砂埃や泥、コンクリートなどの汚れが多く、作業環境が清潔ではないことが一般的です。また、屋外での作業が多いため、天候の影響も受けやすく、汚れることが避けられません。


危険:建設現場は、高所作業や重機の使用、鋭利な工具を使うことが多く、事故のリスクが高い環境です。安全対策は常に重視されていますが、それでも一定の危険が伴います。



旧3Kは「きつい・汚い・危険」という悪いイメージでしたが、最近は新3Kという言葉が生まれてきており、業界のイメージ刷新の風潮が盛り上がっています。


建設業の新3Kとは、「給与」「休暇」「希望」の3つを意味しています。これは、建設業界が抱える人材不足の問題に対応し、業界のイメージ改善を図るために国土交通省が提唱した概念です。


具体的には以下のような取り組みが含まれます:


給与:仕事内容に見合った適正な給与の支給を促進するための労務費見積もり尊重宣言や、技術者のキャリアや評価に応じた給与体系の導入。


休暇:週休2日制の確保や適切な工期設定を通じて、休暇が取りやすい環境の整備。


希望:ICTの活用を推進し、生産性の向上を目指すことで、建設業界に希望を持てる職種に変える取り組み。


建設業といえば学歴のない人たちやヤンキーが荒っぽく働いているというイメージも付きまとっていましたが、近年では東京大学を卒業した人たちが大工になる事例もあり、高学歴の人を多く採用している企業も現れ、若い世代に向け大きくイメージが変わってきています。


先述した建設業界の2024年問題とあわせて、労働者の需要が高まり労働環境も良くなるなど、昔と比べてはるかに働きやすい業界になっていますし、手に職がつくという面で将来性の面でも安心できます。


株式会社新和は何をしている会社?



株式会社新和は、建物や施設を快適にし、安全に保つための特別な工事をする会社です。私たちの仕事をいくつか紹介します。


1. 保温工事


配管(パイプ)を暖かくしたり冷たくしたりする工事です。この工事をすると、配管が結露しにくくなり、周りが湿っぽくならなくなります。結露とは、冷たい水が入ったコップの外側に水滴がつくことと同じです。これを防ぐために保温工事が必要です。


自社一貫施工:新和のスタッフが全ての工事を担当するので、誰が来るか安心です。


丁寧な施工:どの工事もきちんと最後までやり遂げます。


高難度の施工対応:難しい工事にも対応できる技術があります。


2. 板金工事


保温材(保温のために使う材料)を守るために、その外側を金属で覆う工事です。これをすると保温材が壊れにくくなります。


3. ラッキング工事


保温材の上に薄い金属を巻く工事です。これをすると、鳥がつついたり、錆びたりするのを防げます。


4. 遮音工事


配管の音や振動を小さくする工事です。これをすると、建物の中が静かになります。


5. 断熱工事


配管の中の熱が外に逃げたり、外の熱が中に入ったりするのを防ぐ工事です。これをすると、部屋の温度を快適に保つことができます。


どんなところで働いている?


新和は、マンション、ホテル、オフィスビル、病院、学校、空港ターミナル、ショッピングモール、駅、工場・倉庫など、いろんな建物で働いています。


新和の仕事の目的


新和の仕事は、建物や施設をもっと快適で安全な場所にすることです。例えば、配管を保温して結露を防ぐことで、建物が長持ちしたり、音を抑えて静かな環境を作ったりしています。



社員を想う株式会社新和の充実した社内制度・福利厚生


株式会社新和では、社員一人ひとりが楽しく働ける環境を整えています。私たちは、社員の幸福と成長を大切にし、さまざまな社内制度や福利厚生を提供しています。今日はその一部をご紹介します。


1. マンツーマンでの教育サポート


新和では、新入社員が安心してスタートを切れるように、マンツーマンの教育体制を整えています。専門知識やスキルの習得をしっかりサポートし、個々の成長を後押しします。困ったことがあればすぐに相談できる環境なので、新しいことにどんどんチャレンジできますよ。


2. 資格取得費用は会社がサポート


社員のスキルアップを応援するために、新和では資格取得にかかる費用を全額会社が負担します。成長意欲のある社員が安心してスキルアップできるよう、全面的にバックアップしています。


3. 昇給・昇格は成果を正当に評価


新和では、頑張った分だけしっかりと評価します。努力と成果に応じて、昇給・昇格が行われるので、モチベーション高く働けます。実績を認められることで、やりがいを感じながらキャリアを積んでいけます。


4. チームビルディングで協力体制を強化


チームの結束力を高めるために、新和では定期的にチームビルディング活動を実施しています。これにより、社員同士の協力と協調が促進され、強固な協力体制が築かれます。楽しく活動しながら、仲間との絆を深めることができます。


5. 休日は融通が利く申告制


新和では、社員のライフスタイルに合わせた働き方をサポートするため、休日は申告制を導入しています。自分の都合に合わせて休暇を取ることができるので、プライベートも大切にしながら働けます。


6. 多彩な社内交流イベント


社員同士の交流を深めるために、新和ではさまざまな社内イベントを開催しています。楽しいイベントが盛りだくさんで、リフレッシュしながら社員同士の結びつきを強化することができます。




株式会社新和は、社員が安心して働ける環境を提供し、皆さんの成長を全力でサポートしています。こんな働きやすい環境で、あなたも一緒に働いてみませんか?興味のある方は、ぜひこちらから採用情報をご覧ください。あなたのご応募を心よりお待ちしています!